霊験あらたかなる宝の玉の輝く日本唯一の宝参り霊場 おたき萬徳山瀧法寺。
幾多の神様が祀られている境内をご案内します。
瀧法寺を開山なされた宝大師さまが鎮守(氏神さま)としてまつられた3体の神様の一つです。
天智天皇が勅願し宝参りをなされた時に光り輝く玉の中に現れた金龍満願不動明王さまの姿がこの病抜き不動明王さまです。
ありがたい「智恵の剣」を持ち、心の悩みや身体の病気を抜き取って健康にさせると言われています。
古部家のトミさん他、信心深い村人達とお坊さん達によって再興を果たした瀧法寺。
そのトミさんと楠右エ門の間に生まれた瀧姫さまが欠かさず毎日お参りされたのがこのおたきさまです。
あまねく衆生を救う力のある霊水です。
古部トミ、楠右エ門夫婦が瀧姫さまを授かった感謝の印として植えた杉です。長い年月の間、天災や火災にも倒れる事なく、夫婦のあるべき姿を今も伝えます。良縁成就、子宝成就を賜ります。
弘法大師遍照金剛さまが二十一日間の御修法に入られた時に曼荼羅となって現れた福徳智恵を授ける水の神様です。この後にお大師さまは虚空蔵さまから宝の玉を頂き、宝大師と成られました。
写真手前左側にあるのが正力稲荷明神の鳥居。そして奥にあるのが重岩明神です。役行者が古くから参籠している修業者たちの協力を得て奉祀した重岩明神からは家庭円満と健康長命を賜ります。
瀧法寺を厚く信心していた実伊上人さまが西国三十三所の観音様を祀られたものです。
千手観音菩薩さまが祀られております。
瀧法寺の本尊です。本堂には虚空蔵尊さまが祀られております。本尊の回りは四季折々の草花があり、季節により、その表情を変えていきます。
瀧法寺の本尊前に祀られております水子延命地蔵尊です。
金龍満願不動明王の化身であった竜王さまにその身を捧げ、愛染明王の悟りを開かれた瀧姫さまを偲んだ印南伝之丞大居士が建てられた愛染堂です。愛染堂を建立された大居士は佛門に入り、生涯を奉仕の功徳と瀧姫さまの供養に費やしました。